概要
令和4年度(2022年度)に採択された「Shared Campus(国際共創キャンパス)を活用した日英豪印 SDGs x ARTs グローバルリーダー養成プログラム-世界を幸福にするイノベーション創出-」事業は、現代世界が直面する持続可能な社会への課題に芸術から寄与する「SDGsxARTs」をテーマに、英豪印の芸術教育を牽引するロンドン芸術大学(UAL, 英)、モナッシュ大学(MONASH, 豪)、ナショナル・インスティトュート・オブ・デザイン(NID, 印)、と連携し、「持続可能な社会づくりに取り組む国際協働による芸術教育・研究プログラム」の構築と「社会と芸術をつなぐグローバルリーダーの養成」を目的とする取組です。
養成する人材像
- 大学と社会との協働により、イノベーションの創出など新たな価値創造を目指す人材
- 芸術を通じてSDGs が推進する、国際的な課題への解決に貢献する人材
交流プログラム
サマープログラム:「SDGsxARTs」の取組理論と実践を集中的に学習
- SDGsの概念、理論的理解、芸術を通した社会へのアプローチを学習
- 日本に蓄積された人間と環境の関係を芸術面から実地学習 日本のアート・デザインの環境への取組から現代的課題を学習
- 連携大学教員による特別講義・ワークショップを介し、平和や環境問題、SDGs 状況を理解。ローカルとグローバルの視座、多角的視野を習得
セメスタープログラム:実践を通して「SDGsxARTs」を学習
- リサーチフェイズ:連携校教員の指導のもとリサーチ対象、⽬標を決定
- インターンフェイズ:⼯房、⾏政、企業にてインターンを実施
- リアクション+シェアリング・フェイズ:インターンでの学びを報告書または作品制作にて発表。学⽣間で討議
特徴
本学では令和3年度(2021年度)にSDGs推進室を設置し、芸術が持つ「普遍性」とSDGsの「持続可能性」を根底の部分で合致させ、「世界を幸福にするイノベーション創出」に向けた活動を開始しています。本事業はこの活動とも密接に連携して計画・実施されます。加えて本学が取り組んできた「TURN」、「とびらプロジェクト」、「DOOR」等のダイバーシティ・社会実践プロジェクトとの連携も図ります。