GAPインドネシアユニット [8月10日〜24日]

留学報告書・レポート

東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻

有村聡美

Indonesia Unit Program 2025

 

Makassar

12th August – 16th August ,2025

 

Jakarta

17th August – 23th August ,2025

 

Talk session at Riwanua.

Riwanuaのメンバーと藝大のメンバーがそれぞれ自身の活動をプレゼンテーションし、意見交流をした。

Riwanuaでは毎日どこかでディスカッションが生まれていて、ときにそれは部屋の中で複数の対話が同時多発的に起こっていた。

コレクティブという集団で行う活動には、ビジョンの共有が不可欠であると考えるが、それはこうした日常の対話から続いているのだという実感が深まった。


アンダンが案内してくれたスペースでのディスカッションの様子。

Riwanuaにも共通する、建物の外と中が地続きになったような開放的な空間は、建築だけでなくそこを出入りする人たちの関係にも影響している様子が印象的だった。

Drawing myself

Riwanuaの前では毎日子供たちが遊んだりサッカーの練習をしたりしていた。

ある日はサッカーの試合が開催されており、沢山の観客でとても賑わっていた。

練習の時はバスケのボールだったが、試合ではちゃんとサッカーボールに変わっていた。

子供たちの様子はその街をよく表している。

 

Maros-Pangkep, South Sulawesi


Cave Painting

https://www.bbc.com/news/world-asia-50754303

 

4万5500年以上前に描かれたといわれいている洞窟壁画は想像よりもずっと鮮明に見ることができた。

人の手形は、塗料を口に含み、壁に手を当てて吹きかけていたという。

イノシシは丸みのあるシルエットで、当時の人々が生き物、ひいては世界をどのように見ていたのかを想像させる。


GudSkul class : Art Collective Review

Galeri Nasional Indonesia.